カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

プライベートバンカーと話してみた

火曜日と木曜日のお昼は、会社の地下にあるジムでBoot Campに参加しています。この時間帯にこの場所でBoot Campに参加している人は、同じ会社の人か、銀行などプロフェッショナル職の人が殆どで、自分を追い込むことが大好きなマゾな人達です。

 

そこでも一際頑張る人がいるのですが、その人はPrivate Bankerとのことでした。彼の頑張りはいつも側で見てるので信頼できそうですし、資産運用について相談してみることにしました。通常であれば、私のような普通の人は彼のクライアントにはなれないのですが、まあ相談だけ。

 

仕組みとしては、彼に一定の金額を預けて、一定の上限やルールを定め、その枠内で彼が自由に私のお金を運用します。Active Managementというやつですね。人によってリスク許容量が違うので、一概に運用率は言えないとのことですが、目安としては年間6−10%での運用が期待できるとのこと。彼の運用額は $300 million, そして、彼のクライアントの平均は$2.5 millionの運用を任せているとのこと。一番低額の人は彼の妹さんで、たったの$300,000だと言って笑ってました。たったのと聞いて、少し恐縮。また、彼のお兄さんはFinancial Plannerなので、彼(弟の方)に運用を任せると、完全に第三者としてのFinancial Planningサービスを無料で受けられるとのこと。最低金額でも私にはまずは試しに、と言える金額ではありません。因みにMERは金額によるようですが1%位、高いとは言えません。でも、$300 millionの運用額で1%取ったら、お前が一番金持ちだろとツッコミ入れたくなりました。

 

運用の彼はカナダの有名大学のマギル大学を出て、その後NYとトロントファンドマネージャーとして働いたあと、10年前に独立して自分でファンド会社を立ち上げ、CIBCというカナダの銀行傘下で自分のPracticeを持っています。素性は悪くなさそうです。一方で、私の銀行口座で眠っているお金はインフレを考えると年間1%の損失となっているし、以前Financial Plannerと呼ばれる人にあったら、自分よりファイナンスの知識があるとはとても思えず、セールスマン意外の何者でもなくとても信頼できそうにはありませんでした。

 

以前一緒に仕事をした同じ会社の人の中で、彼のクライアントがいるということなので、まずはその人達と話をしてみます。皆んなあんまり言わないけど、資産運用してるんですね。