カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

本日、日本からカナダに帰ってきました。ブログタイトルを変更

一週間日本に行って、本日カナダに帰国しました。私のFacebook友達の元TV局ディレクターの方からアドバイスを受け、「カナダ外資系日記」から「カナダオイル会社で働く唯一の日本人のブログ」に当ブログの名称を変更しました。カルガリーの日本人人口は5000人を超えると言われていますが、カナダオイル会社(本社所在地をカナダとするオイル会社)で働いている日本人は私一人だけなので、日本人が外資企業の本社で働くというのはどういうことなのかをこれからも書いていきたいと思います。

 

日本へ行ったのは親族に不幸があったからなのですが、大学時代、ベトナム研修時代、上記Facebook友達など様々な友人と再会し、とても勉強になりました。また、昔通った大学、高校を訪問し、月日の流れに思いを馳せ、自分のこれからの人生を考える良い機会となりました。そこで、今日は久々の日本で感じた、カナダで働くことにより失うもの(日本の長所)、得られるもの(カナダの長所)を超個人的に纏めました。

 

失うもの

  • 日本の美味しい食事。牛丼、ラーメン、お寿司、天ぷら、スイーツ、何から何まで美味しい。何を食べても感動です。
  • 家族、友人と頻繁に会えない。歳を重ねれば重ねるほどこの寂しさは強くなるように感じます。
  • 日本の学歴、そこから生まれるネットワークを活かせない。これは学歴自慢ということではなく、青春時代を一緒の大学で過ごした者同士が共感できる世界があります。それがカナダの会社で同じ大学出身の人に合うことはありません(。カナダオイル会社で日本人は私一人ですから。
  • 本当の空手を習えない。カナダの空手はスポーツ空手です。伝統の様々な空手の技を習うことはまずできません。今回文京区にあるとても有名な道場に飛び入りで参加させていただき、とても有名な師範にお会いすることができました。本物の空手へのアクセスの良さ、日本ならではです。

 

得られるもの

  • 俗に言う、Quality of Lifeということでしょうか。8時間勤務、私の場合であれば朝8時半から午後5時半までには仕事を終え、昼休みは週2で会社のブーツキャンプ、夜は週3で空手、家族とは毎日欠かさず夕食を一緒に食べられます。
  • 物価に比べ、給料水準が日本と比べ高い。例えば、東京で仮に1000万円の給料を貰っていたとします。カナダで$100,000貰うとします。カナダの(カルガリーの)不動産は同一条件ではかなり安いですし、子供の教育費も圧倒的に低く、カナダの方がお金が残るように私は感じます。以前赤坂・六本木近辺で働いていたのですが、1万円なんてあっと言う間に飛んでいったように記憶しています。また、カナダで$100,000稼ぐほうが、日本で1000万円稼ぐより圧倒的に簡単だとも思います。
  • 家がでかく、ダウンタウンでも人口密度が低い。物理的スペースは心のゆとりに比例します(持論です)。広い環境では心が広く、せせこましい環境では心が狭くなるように思いますので、ダウンタウンでも比較的建物のスペース、オフィスのスペース、人と人とのスペースが大きいカナダは心のゆとりが保てます。

細かく言えば、東京とカルガリーを直接比較してよいのか、カルガリーをカナダと一般化してよいかなど、ツッコミどころは多々あると思いますが、それを言うと何も言えなくなるので、敢えて纏めてみました。

 

皆さんの想像通りでしょうか?