カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

Commodity ETFを少し買ってみます

Bloombergでこんな記事を見ました。

 

Wall Street is the most bullish on commodities in a decade

 

こう考える理由と記事の中で挙がっているのは、

  1. USDの価値が落ちている事
  2. 米国FRB及び米国政府がお金をばらまいていて将来のインフレが予測され事。そして民主党が上院下院、大統領をコントロールし、インフレが更に強まる
  3. Covidからの回復による中国のCommodityの爆買い

 

オイル、天然ガス、農業商品、ベースメタル全てが上がるとのことです。実際にチャートを見てみると、USDの価値が落ちている事、そしてUSDの長期のダウンサイクルに入っているように見ること、11月から見ると、Commodity ETFのいくつかはS&P500よりパフォーマンスが上回っています。とはいっても、まだ私は確信を持てないので、少しポジションを持つ程度にしたいと思います。

 

具体的に考えているのは、GSG及びDBAです。私はCommodityに対する知見があまりないので、まずはCommodity 全般に投資できる、GSGもしくはDBCを考えました。ただし、DBCよりGSGの方が経費が安いのでGSGにします。他にもいくつかCommodity全般に投資できるETFがありますが、他のものはAssetサイズが小さすぎるので、Assetサイズが大きく且つ経費の安いGSGにします。また、Dan Takahashiさんは農業商品を強く推しているように思うので、そして私の今の仕事はオイル、天然ガスの開発生産の仕事なので、オイル以外のものということで農業商品のDBAを考えてます。DBAは経費が高く、他の農業ETFを探したのですが、農業商品全般に投資出来て且つ十分なAssetサイズがあるのはDBAしか見つけられませんでしたのでDBAにします。

 

Commodityは過去のチャートを見ると10年単位で成長期後退期が大きく入れ替わるので、後退期に入るとずっと塩漬けになる少し危険な投資商品だと思います。ただし、私のポートフォリオは株式に大きく張っているので、株式と異なる価格の動きをするCommodityを持っておきたいのです。さあ、どうなりますか。