カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

Outplacement Service会社のサービスはとても充実しています

会社をレイオフされて、前の会社がSeverance Packageの一つとして提供してくれたOutplacement Service会社のサービスを利用しています。この会社は私が次の仕事を見つける間の移行期間に様々なサービスを提供してくれます。ありがたいことに、私が受けられるのは6ヶ月間あります。その間に、私専門のコーチがついてくれます。そして、仕事探しの心構えから始まり、レジュメの書き方、LinkedInの個人プロファイルの書き方、LinkedInでのネットワーク構築の仕方、ターゲット会社の見つけ方、会社のデータベース、インタビューの受け方、給料交渉の仕方、そして新会社に入ってからのフォローアップなど、それぞれのステージで様々な情報が揃っています。

 

そして、其々のステージごとに、沢山の記事やビデオ、そしてWebinarと呼ばれるZoomでのプレゼンテーションがあります。私は今はレジュメの書き方、LinedInの利用の仕方を中心に、一日に二回はWebinarに参加しています。最近の仕事探しはLinkedInが欠かせないらしく、LinkedIn関連のビデオやWebinarもかなり充実しています。

 

今日受けた中で特に面白かったのは、50歳以上の人のレジュメの書き方です。そのポイントは、

  • Over 20 years of experienceなどの年数をレジュメには書かない。年が推測されないようにする。
  • 過去10年から15年までの職歴しか書かない。それ以前の経歴はレジュメには書かない。
  • 大学の卒業年は年齢を推測されてしまうのでかかない
  • 50歳以上の人に対し持たれてしまうネガティブな印象をきちんと理解し、それにきちんと応えられる対応をする。特に、自分の能力への過度な自信、変化への抵抗、エネルギーの欠如、高コストなどのネガティブイメージを払拭する受け答えを予め用意しておく
  • 製薬、政府系などは年齢に比較的寛容だが、テクノロジー系は一般的に年齢に厳しいなど。

 

様々な職種のレジュメのサンプル、レジュメのフォーマットなどかなり充実した内容です。Webinarの参加者を見ると、米国とカナダからの参加者になっていて、カリフォルニアの人とかテキサスの人とか、カナダではオンタリオの方など、北米各地から参加しています。米国もカナダもレイオフは頻繁にそしてどこででもやりますが、レジュメやネットワークを強化して書類審査やインタビューを突破して皆んなパワーアップして職場に戻るんですね。凄いもんです。

 

カルガリーでの仕事探しはオイル不況でかなり厳しいのが現状ですが、頑張ります。