「カナダオイル会社をレイオフされた日本人」のブログ

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

ネットワーキング

パブリックになっている仕事は2割、残り8割は募集がパブリックになっていなく、ネットワークで決まる。私が受けているOutplacement Serviceでもよく言われます。仕事を探している人、今仕事を持っている人、私はこのネットワーキングで仕事を獲得した経験がないので半信半疑です。10年前に仕事探しをしたときには、エンジニアリング会社、電力会社、オイル会社の3社からオファーをもらいました。当時は、在カナダとはいえ日系企業で働いていたのでここカルガリーでのネットワークと言えるものはなく、全て公募されている求人にレジュメを送りオファーを取りました。従って、ネットワークって時間の無駄じゃないと思い、また腑に落ちないのでこれまで20人には聞いたでしょうか。しかし、100%皆さんおっしゃいます、ネットワークが仕事探しには必須だと。ネットワークなしでは君はタダの数字、誰も君を知らない、でも君のネットワークは君の仕事ぶりを知っている、だからネットワークで仕事を探せと。

 

皆がそう言うのでやっています。週に3−4人には必ずTeamsの会議をしています。今週はそのうちの一人で以前の会社で少しだけ一緒に仕事をしたことがあるVice Presidentだった人とビデオ会議をしました。この人もレイオフされてしまったのですが、もともとはオランダ人で博士号を取得後Shellに勤めていて、カナダでの生活を気に入ったので夫婦でカナダ人になって契約も現地雇用に切り替えて、その後紆余曲折を経て前の会社でVPをやっていた人です。

 

結論から言うと、この人の話は不愉快そのものでした。まあ世間話もそこそこに、私に日本のネットワークを広げてるのかとか、日系企業を当たっているのかとかやたらと日本を強調してきます。私には、日本人として仕事してきた意識はないし実際そうでないので、キャリアにおいて自分の日本の部分を強調されるのは正直不愉快です。そして最後には、自分は白人だけど今のオイル環境では仕事探しはとても難しい。あなたの場合は英語も日本語のアクセントが強いから、レッドネック(白人の田舎者という意味で使います。ブルーカラーの仕事で外に出ているため首が赤くやけているというところから来ている余り良い言葉ではないですね)の会社では難しいんじゃないかとのアドバイス

 

親切心から言ってくれているのはわかるのでその場で怒ったりはしなかったですが、大きなお世話です。確かに私の英語はどうしたってどんなに頑張ったって日本のアクセントはある。だって俺は日本人ですから。でも、あんただって英語は俺よりうまいけどオランダのアクセントがある。また、曲がりくねった言い方はしてるけど、要はお前はアジアからの移民だから今のような雇用がとても厳しい局面ではここでは仕事探ししても難しいから日系企業を当たれと言いたいのです。あー、悔しい。そりゃ、俺の言葉はネイティブほど英語はきれいじゃない、カナダ生まれの白人のほうが当然有利なのは百も承知だ。そんなの知ってるよ。だってここはカナダなんだから。俺が今どこでどんな環境で戦ってるのかくらい知ってるわ。でも、カルガリーにろくな日本企業なんて無いし、そこに行きたいとも思わない。出来ない理由なんていくらでもある、でも俺はその固くしまったドアをこじ開けたいと思って慣れないネットワークをしている。おれはお前と話しているときに白人としてなんて思ってないぞ、一人の人間として話してるんだ、今どき白人とかアジア人とかそんなことを口に出す自体あんたの常識を疑う。一体こいつはどこの恐竜だよ。そもそもお前より俺のほうが男前だからな。

 

まあ、親切心からのアドバイスだったと思うので余り怒るのもどうかと思いますが、私は人種差別には敢えてゼロトレランスで行こうと思っていますので腹立たしかったですし、そこでビジネス判断でこいつに怒っても得にならない、それよりこいつを利用して仕事を得ようと考えた自分の下心にも腹が立ちます。

 

今後はこのような自分の気持ちをネガティブにするような人とはネットワークはしません。まあこればかりはやってみないとわからないんですけどね。まあネットワーク、楽しいことだけではありません。特に仕事探しをしているときは、ネガティブオーラ前回の人は沢山います。来週もいくつかネットワーク会議を入れているので、腐らずにポジティブに頑張ります。Stay Positive.