インターン？

カナダではインターン制度のようなものがあって、大学生が普通に会社で働いています。実際に私の隣のオフィスに陣取っているのが現在大学３年制のケミカルエンジニアリングの女性です。皆さん馴染みがないのでインターンという言葉をあえて使いましたが、実際にはインターンではなくCOOPという言葉を使っています。なぜCOOPと呼ぶのかは謎ですが、この制度、かなり良い給料をもらっているはずです。私の会社やオイル会社のCOOPはきっと日本の中堅サラリーマンより給料高いはず。この制度を使って優秀な学生は学費や生活費を自ら払うのです。

彼女とお昼休みのときにKitchenで雑談したのですが、３月末でこのCOOPが終わるそうです。COOPはお金をもらえるのもとても魅力ですが、更に大事なことは、会社の中から就職活動できることです。人的ネットワークもそうですが、COOPで会社に入るとその期間中は会社のイントラネットにアクセスできて、COOPの生徒しかアクセスできない求人を見つけられます。パブリックになっている求人で数百人と競争するのではなく、内輪の限られた人数との競争になるので就職活動が有利になります。

彼女も頭では理解していたようですが、その意味をきちんと理解したはず。そこで、私の知り合いのエンジニアを紹介し、その人経由でチームに紹介し、その際にあるプロジェクトの改善案と如何に自分の専門分野で貢献するかのレポートを作ってアピールする場を作ってもらいました。

Good Luck！