最近
大変ご無沙汰しており申し訳なし。
最近の動向をUpdateします。
最近はエネルギー系のコモディティ価格が上昇していて私の会社は過去四半期としては最高の決算でした。この4月から6月までの純利益が日本円換算で1800億円でした。私にはいくつかボーナスがあるのですが、一つのボーナスはProfit Shareという項目があり、これはかなりの金額が期待できると思います。まあ資源ビジネスは儲かるときはボロ儲けといえますね。ただし、今は価格が下落基調にあるので次の四半期はかなり落ちると思います。
私個人としては、この四半期決算に伴う投資家とのQ&Aに備えていろんな準備をしたり、また私の上司の上司に当たるあるエグゼクティブからの問い合わせに答えて色々と感謝されたりかなり充実した日を過ごすことができました。ただ、なかなか土日にパソコンを開けないというのは難しく、Quality of Lifeが最高とは言えませんが、まあこの仕事は好きなのでそれほど苦にはなっていません。仕事はかなり順調かなと思います。早く昇進させてくれないかなと思っていますが、この会社に転職して1年なのでまあもう少し時間が必要でしょう。
さて、この四半期決算で私の会社の社長が話していたのですが、私の担当している資産の売却話があります。過去最高益ですが、裏を返せばキャッシュ化するには最高のタイミングとも言えます。まあこればかりは私の力が到底及ぶものでもないので考えても仕方ないのですが、相変わらずカナダの資源会社で働くというのは常に高いリスクを抱えながら、安定なんてものは存在しないものだとつくずくおもいます。まあこのリスクを取る覚悟がある人がこの業界でやっていくのかと思います。まあ給料見せられたらここを出るつもりなんてなくなるけどね。
シャープが社内で英語になるみたいですね。
シャープの社内公用語が英語になるようですね。良かったんじゃないですか、中国語が公用語じゃなくて。だってシャープって台湾の小会社でしょ。
私を驚かせるのが、ヤフーのコメント欄、皆さん日本人同士が英語を話しても効率が悪いとか、英語=グローバル化とは違うとか、反発の声が95%以上。
間違いです。。今どき英語くらい話しましょう。日本語なんていう薬にも毒にもならないローカル言語を話してても拉致はあきません。そもそも皆さんお忘れですか、シャープは台湾の小会社ですよ。中国語が公用語になるよりはましでしょう。
そもそも日本の会社は生産性が低すぎるのですから、今行っているすべてのことをひっくり返して反対にしたほうが生産性は結果的にはあがります。日本人が正しいと思っていることをすべてひっくり返せば全体的には良い方向に向かいます。
そもそもこの時代、英語くらい話しましょう。日本語話すよりはいいですよ。そして、優秀な外国人をどんどん雇えばいいんです。日本人雇うよりパフォーマンスは格段にあがるでしょう。
日本企業は今後更に停滞するでしょうから中国企業に買収される会社も増えるでしょう。そうなると、社内公用語は中国語というのは出てくると思いますよ。また、日本の不動産は中国の方には魅力的でしょうから、大家さんは中国人というのも増えます。まあ、日本語だけで生きていける時代は終わりました。
今は資源高で最高です。
皆さんにけんかを売っているかの題名です。
私の会社には3つのボーナス制度がありまして、一つは一年ごとにもらえるパフォーマンスボーナス、2つ目は私の会社の株価とリンクして動くボーナス、そして会社の利益をシェアしてもらうボーナスの3つです。
今は資源価格が高騰しているので、この3つともかなりの好調です。ちなみに、この3つ目の利益をシェアしてもらうボーナスだけで、今年は結構な車が買えちゃうくらいのものが貰えそうです。
まあこう言うと不快に思われる方もいるかも知れませんが、私達もボランティアで仕事をしているわけではありません。長い間安い価格で資源という貴重なものを提供し続けてきたので、たまには楽しませてください。これが資源ビジネスですから。レイオフもあるけど、もらうときにはしこたまいただきます。
ははは、これが資源ビジネスです。
我がカルガリーは世界で3位
イギリスのEconomic Intelligence Unit という所の調査によると、我がカルガリーは世界で4番目に住みやすい街に入るそうです。Omedetou
このランキングを見ると、一位がオーストリアのVienna、Copenhagen, Zurich, そして Calgaryと Vancouverは同率3位です。カルガリーはこの手のランキングではよく選べれています。カナダからはTorontoも入ってますので、上位Top10には3つ。なんと驚くべきことに、大阪も10位に入ってますね。
内容を見ると、CalgaryはEducationが100になってますが、これは採点の仕方がよくわかりません。でも、Calgaryは人口が100万人規模で、平均所得がカナダでもトップレベルで、住宅価格が低いので、お金的には極めて裕福な生活がしやすいかんきょうではあります。もっと掘り下げると、オイル関連、資源関連のしごとをしている人と、それ以外の人との収入格差はもちろんありますが、それでも比較的お金が潤っている街ですし、人口もそれほど多くないので、職住が接近していて、どうでしょう、通勤に一時間以上かける人はほとんど皆無でしょうし、私の感覚では20分から40分の範囲内だと思います。また、一軒家を持つのが普通なので、子育てもゆとりを持ってしやすいかと思います。
そうそう、今日からプチ夏休みに入ります。10日ほど休みを取って、St. Johnesというところに行ってきます。
皆様ごきげんよう
日本の年金受給者4000万人
ひろゆきのYoutubeで聞いたのですが、日本の年休受給者はなんと4000万人だそうです。実際に厚生労働省の資料で確認しましたが、これは公式な発表資料です。これは国民年金と厚生年金の両方をもらっている人を二人として数えるのべ人数ではなく、4000万人が何らかの年金をもらっているのです。
日本の人口は1億2600万人ですから、ザクッと3人に一人が年金受給者です。かなり驚愕の数字ですよね。となると、日本って働いている人って何人くらいいるんですかね。よく、受給者一人を3人の現役世代で支えてるって言うけど、これは明らかに嘘ですよね。だって、この年金受給者以外の8600万人が全員働いたって、二人で一人を支えている計算になります。実際には、子供は働けないし、専業主婦の人もいるでしょうし、かつ働いていたって税金をほとんど働かない低所得者を考えると、日本ってまともな額の税金を支払っている人ってどのくらいなのでしょうか。
そりゃ、年収一千万とかでもあっても税金相当取られるのは当然ですよね。
まあ、年金受給者でもきっと働いている方もいるのでしょうが、まあその数なんて少ないでしょうから、とても未来なんて気安く言える社会ではすでにないってことですよね。
とてもびっくりしました。
出張報告(笑)
いやー、出張から帰ってきました。といっても2週間前ですが。
今回はオンタリオ州のHamiltonという町で鉄づくりのコースを受けて、北米や欧州のSteel会社の方々に会ってきました。今回はVirtualでなくPhysicalに出席してきました。コース自体は正直Virtualの方が話していることの字幕も出るしわかりやすいと思うのですが、まあネットワークという意味では確かに実際に出席するというのはいいですね。今回は月曜から金曜お昼までコースに出席してその後Hamiltonにある実際の製鉄所のツアーに参加してきました。
製鉄っていうのはなかなか大変ですね。オイルの現場も大変ですが、製鉄で働くというのはもっと大変かもしれません。頭が下がります。
でも鉄鋼業っていうのはビジネス構造的にもとても大変だと改めて思いました。鉄を作るコストの8割はRaw Material Costで、鉄鉱石や製鉄用石炭です。しかし、鉄鉱石や製鉄用石炭を供給するマイニング会社というのは私の会社も含めとても巨大でかつ会社の数は限られてます。また、鉄鋼会社のお客さんは自動車会社などで交渉はこのお客さんが握っています。従って、お客さんからぐりぐり絞られ、マイニング会社からも押され、なかなか収益がでずらいビジネス構造になっているように思います。
お金を儲けるって、頑張ればよいってことじゃないんですよね。
まあ、話は変わって、このHamiltonから週末はトロントに移動し、私のトロントオフィスに翌週顔を出しました。トロント、やっぱりすべてが高いですね。また、家の値段がトロントも高騰していて、トロントダウンタウンから30分の通勤圏内では家を買うとなると$1Millionではとても買えないようです。Quality of Lifeという意味ではトロントより私の住んでいるカルガリーのほうが圧倒的に良いと思うのですが、どうなんでしょうか。
これはトロントで観光で行ったCasa Loma。トロントは住むんじゃなくて観光でいいんじゃないかな。
まあ私の仕事は給料は恵まれていると思うのですが、さすがに不動産がこれだけ高いとなかなか生活はトロントだと厳しいと思います。カルガリーで良かったと思うのです。
皆さんも海外移住を考えるときには、国としてみるのも大事ですが、都市という単位でみることを忘れないでください。Quality of Lifeは同じカナダでも都市ごとに大きく異なります。まあ、Quality of Lifeの定義は人それぞれなので、自分に合った都市を選んでください。私の定義は、労働時間が短く、給料が高く、不動産を含めた物価が安く、それでいてそこそこの都市生活が出来て日本食材が手に入る、具体的には人口100万人くらい、日本でいうと仙台くらいのサイズの都市生活というところでしょうか。日本だと仙台などの都市になると給料レベルが東京と比べると低いですが、カルガリーは仙台くらいの大きさですが、平均所得はカナダの他都市を圧倒しています。
移住の際の参考にしてください。
明日から出張に行ってきます
明日から久しぶりの出張に行ってきます。オンタリオ州のHamiltonおよびTorontoです。
まずはHamiltonで一週間、鉄の製造プロセスを習ってきます。私の仕事は製鉄所で使われる原料炭の市場分析なのですが、この需要分析をきちんと行うためにどのように原料炭がこの製造プロセスで関わるのかをきちんと理解する必要があります。といっても一週間も習う必要はないと思いますが、こういう講習を受けたり勉強することは外資ではそしてキャリア構築の上でもプラスになると思います。もしかしたら、日本の製鉄所の方も参加されていたらその方たちとお友達になれたら楽しそうだなとも思います。楽しみです。
一週間Hamiltonで勉強し、その後トロントに週末移動、トロントで過ごし月曜日にTorontoオフィスに出社し、夕方飛行機でCalgaryに戻るというスケジュールです。
今私は残業が多く、隔週金曜の休みもきちんと取れていないので、そのことで上司とかなり揉めていて、雰囲気はかなり険悪です。残業があるとか普通外資ではあまりないことだと思うのですが、私の上司はかなり日本人的?で困ってます。今回はこの上司も製鉄プロセスを学ぶコースを受けるので、一週間べったりですので、彼がどんな人なのか探ってみたいと思います。上司はToronto私はCalgary, リモートはちょっとこういう難しさがあります。まあ関係が改善できない、うまく行かなくてしんどくなるのであれば、最悪やめて別を探せばよいだけなので、単純な話といえば単純です。
来週の週末はTorontoなので、ユニクロとか日本食とかを満喫しようと思います。家族人もなにかよいお土産があればそれを買って帰りたいと思います。
皆様も良い週末を。