カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

投資で利益が出た理由:投資鉄則

前回のブログが意外にも好評だったので、利益を出す鉄則を伝授しましょう(大きく出たな)。 私は個人の投資に関しては素人ですので、巷で言われるチャート法とかテクニック的なことは一切知りません。しかし、オイル資産のポートフォリオや資産買収売却でご…

投資で利益が出た

今回は個人の投資の話。 いきなり怪しいタイトル恐縮です。MBA時代に重点的にファイナンスを勉強したり、仕事では会社の資産ポートフォリオやプロジェクトの投資を分析したりしているのに、忙しさにかまけて私個人の投資には真剣に向き合ってきませんでした…

外資で働くということ2

給料やベネフィットの良さ、職場での自由度について前回書きましたが、今回はそれと背中合わせの厳しさについて。 (同僚の自宅にて) まずは社内での異動。異動は自分次第です。例えば、最初に今の会社からオファーを貰ったのはM&Aの仕事。そこから経営企画…

外資で働くということ

カナダオイル会社で働き始めて8年が経ちました。我ながら頑張って働きました。最初の仕事は企業やオイル資産の買収や売却の仕事。M&Aです。私は主に古い成熟した資産の売却を担当し、数千億円の資産を売却しました。そして昨年から経営企画の仕事です。今後…

ベネフィット

今回はベネフィットについて。 ベネフィットと呼ばれるものには色々な形があります。休暇、保険、年金補助などが挙げられます。ただ、これらベネフィットは会社側から見ても完全にその人にかかわるコストで、給料の一部と言えます。従って、このベネフィット…

カナダオイル会社のお給料 2

カナダ企業は日本企業とは異なり、職種によって給料がかなり異なります。一番の高給はEngineer, Geologist。これらの職業は資格職になっており、この資格なしに日本のようにEngineer, Geologistと称することは認められてません。また、埋蔵量監査はエンジニ…

カナダオイル会社のお給料

レイオフというカナダオイル業界の厳しい部分をお伝えしたので、これからは少しおいしい所をお伝えします。ズバリ給料です。私はこの業界で現役なので、このトピックは出来たら避けたいのですが、これを知らないと皆様の海外就職の目安が立たないと思うので…

レイオフってどう?

昨日に続き、今日も小さいのがありました。今回は上のポジションを最初に削って、今秋までに下に落としていくという感じだと思います。 今回は正直厳しい。きっと私は生き残れないかもしれないのでそれまでに出来るだけ書き進めます。ここカナダでのオイルビ…

朝から会社はワサワサでした

今日は朝から会社中でワサワサです。 朝いつも通り8時過ぎに出社し、朝9時を過ぎたころ、急に周りの雰囲気がソワソワし始めました。会社のある部門でレイオフが始まりました。皆んな会社のチャット機能を使ってその部門の人とリアルタイムで更新しています。…

コンサル地獄物語

今回は私のコンサル地獄物語です。まあ過激なタイトルですが、当時は本当に辛かった。 あるプロジェクトを通して具体例を。会社買収先選定のプロジェクトです。ドイツの消費財メーカーが日本のメーカーと提携を進めて数年がたったものの、提携が全く進まずし…

外資戦略コンサルのお仕事2

前回は戦略コンサルが猛烈に働くこと書きました。今回はもう少し具体的に。 プロジェクトを、クライアント先で行うものと自分のオフィスで行えるものの2つに分けるとします。前者タイプでは、自動車メーカー間の部品を共有化して規模の経済を図ろうというプ…

外資戦略コンサルのお仕事

それでは戦略コンサル時代の話を少々。 いきなりですが一歩下がります。戦略コンサルといっても色々な会社があります。日系(野村総研などの戦略チーム)、外資、IT会計系(デロイト、PWCなどの同じく戦略チーム)、純戦略系(マッキンゼー、ボスコンなど)…

戦略コンサル面接突破法2

前回書いた通り、私の売りこみテーマは、「メーカーの内実を知り尽くしたベトナム帰りの理系営業マン」です。テーマが決まったところで、このテーマに従いレジュメを書き、大手戦略コンサル6社にレジュメを送りました。2社は書類審査不合格、4社は面接まで進…

戦略コンサル面接突破法

前回は、私のスペックでは正面突破は困難なこと書きました。学歴職歴地頭勝負では勝てません。そこで私の売りこみテーマは、「メーカーの内情を知り尽くし、英語も出来るベトナム帰りの理系の営業マン」です。なんとも格好悪い。外資戦略コンサルらしからぬ…

日系メーカー2

さて、自分の市場価値を上げるため、早速若手向けの研修生に応募しました。赴任先は欧州、北米、中近東、アジアとありましたが、帰国後に自分の市場価値を最大化できるのはアジアかなと考えました。このメーカーは国内でも業界最大手なので、当時既に、先進…

突然の電話

今日は日本を出る理由の続きを書くつもりだったのですが、ちょっと面白い電話がかかってきたのでそのお話を。 本日知らない名前から携帯に電話があり、まさかとは思ったのですが、そうです、電力会社から電話がかかってきました。いわゆる電話インタビューと…

日系メーカー

時系列で整理するのが一番正確に記憶をたどれると思い、まずは日本時代の最初の会社まで遡ります。まあ面倒ならスキップください。 また、当時の友人知人の方、そしてメーカー勤務の方、これは私の超個人的な見解です。メーカーを否定するつもりは全くありま…

カナダ外資系日記を始めるにあたり

カナダ外資系日記始めます。 こんにちわ、Mattです。日本生まれの日本育ち、日系メーカー及び外資戦略を経て現在カナダオイルメジャーで働いています。 欧米企業からプロフェッショナルとしてオファーを貰い、働くことは簡単なことではありません。日本人で…