空手で一級に昇格

昨日の空手の試験で一級に昇給しました。

私は松濤館という伝統空手の四大流派の一つで空手を習っているのですが、そこで一級に上がりました。次はいよいよ初段、いわゆる黒帯ですね、これにチャレンジできる位置まで来ました。

伝統空手のテストは主に基本、形、そして組手となります。基本とは、突きや蹴りの一つ一つの動きの正確さ、速さ、力強さをテストされます。形とは仮想の敵を想像して、技を出します。そして組み手とはまあスパーリングですね。組み手が強ければそれでいいというような風潮が特にここカナダではありますが、強いだけでなくカッコイイ本当の空手をしようとすると、やはりこの３つは欠かせないものだと思います。形だけに特化すると、実践では何も使えないでしょうし、組み手だけだと、現在の組み手はスポーツ空手に特化しているので、スピードは有るけど技に切れや力強さがでない、そもそも空手の技の多くの技はこの組み手では危険すぎて使用できないので、これまた実践で疑問符がつく。やはり、この３つ全てをきちんとやらないと、技のキレ、多彩な技、スピード、パワーはつかないのだと思います。すっかり空手オタクですね。

空手を始めたのが３年くらい前だったでしょうか、そこから略欠かさず週３回の練習及び、週２回の自宅でのストレッチを継続したので、ここまでこれたのはとても嬉しいです。次はいよいよ黒帯取得に向けて頑張ります。仕事もしっかりして且つ空手も充実できるのも、ここカナダならではの環境のお陰です。有り難いです。