カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

転職活動Update

ご無沙汰しております。今日は空手に行く日なのですが、ちょっと疲れてるので休みます。代わりに私の転職活動についてアップデートします。

 

希望していた会社の一つからインタビューに呼ばれました。まずはPrescreen Interviewというものを電話で30分受けました。このPrescreenとは、実際に上司となる人と面談をする前に、人事がResume vs Job Descriptionを照らし合わせたり、簡単なインタビューが行われます。まあ聞かれる内容は以下の基本の質問が殆どです。

  • Tell me about yourself
  • why did you apply for this position?
  • what's your leadership experience?
  • what's your leadership style?
  • How did you deal with difficult situation or difficult individuals?
  • What's your salary expectation?

この会社はダウンストリームのオイル会社で、製油所、オイル貯蔵、輸送、ガソリンスタンドを経営する会社で、オイルダウンストリームに分類される会社で、企業買収を積極的に行って急激に伸びている会社です。会社のカルチャーは違うでしょうが、企業形態としては日本の出光さんのような感じでしょうか。

 

以前のブログで書きましたが、オイル業界は、オイルUpstream、Midstream, Downstreamと大きく3つに別れまして、Upstreamはオイルを見つけて生産する業界、Midstreamは主にパイプライン社でオイルを輸送する、もしくはガスをプロセスする業界、DownstreamはRefineryと呼ばれる製油所及びMarketingとなります。

 

別の切り口で言うと、UpはエンジニアやGeologistが沢山いて技術主導型で給料が高いがVolatilityも高い、Midは長期契約に基づいてパイプラインを作るので電力会社のようにUtilityと呼ばれる安定会社、Downも比較的安定していてやることは比較的簡単。かなり大雑把に切りましたが。

 

今後のオイル価格は私は一時的に上昇することはあっても以前のような輝きは取り戻せないと思うので、MidもしくはDownstream会社が良いと思っています。今回受ける会社はDownstreamではIndependent系では北米でも最大級の会社となるので良いのかもしれません。でも、頭では安定を取るべきだと分かっていても、私の本能はやっぱりUpが好きなんです。Volatilityは高くても業界で最高級の給料、最高の人材が集まるUpが好きなんです。私の人生のステージではUpに拘る理由は無いのは分かってるんですけどね。

 

今回受けているPositionは前回のものより一つ高いのですが、Downstreamなので給料は一割減というところでしょうか。まあこれまで少々貰いすぎていたのと、税引き後では私の生活レベルは全く変わりません。それよりも、株式市場の動向のほうが私の金融資産への影響は大きいかな(笑)。

 

私の転職活動はかなりラッキーな方です。これまでこの件を入れて2ヶ月で3つのインタビューに呼ばれましたので。このオイル業界ではこれまでインタビューに漕ぎ着けた人はおそらく10人に一人いないので、Extremely Luckyということでしょうか。まあ、引き続き頑張ります。