カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

4次面接終わりました

四次面接、終わりました。まずはその前に、Case Studyをメールでもらい、その内容をパワポに纏め、月曜朝8時に提出しました。かなり大変なCase Studyでした。とてもマイナーな商品の世界での需給、エンドユーザー、私の受けている会社のターゲットとなる顧客、そして、もし生産量を増やすとすれば世界での需給と価格にどのような影響を与え、収益にどのくらい影響するかを纏めました。この商品はとてもマイナーなものであまり纏まったデータがありません。しかも、短期間である程度のQualityのものを纏めるにはやはりアナリストレポートやエネルギーコンサル会社のレポートが必要です。したがって、前会社のわたしの同僚でこのコンサル会社で働いている友人や投資銀行で働いている友人に本来は有料なのですがこれらを送ってもらい、これらのレポートと、受けている会社の投資家資料を読み込んで、この短期間でこのクオリティのレポートを書ける人間はいないと言い切れるレベルのものを作って提出しました。私はプレゼンはかなりうまい方だと思うのですが、プレゼンだけでなくその後のディスカッションとなるとやはりカナダ人には劣る場合があるので、少なくても資料だけは他の候補者を圧倒するクオリティを見せたかったのです。

 

上記の資料を月曜朝8時に提出し、木曜日の面接に望みました。先方は、経営陣が一人、それに準ずる人一人、そしてディレクターが3人と、合計5人出てきました。カナダのオイル会社で10年やってきましたが、我ながら下手な英語でどえらい5人を相手によくやるなーと笑ってしまいました。それにしても、私一人の面接に5人も出てくるなんてこの会社暇なのかなーなんて思いも頭をよぎりましたが、まあかなり大きい会社ですし、雇用の需給関係は先方には有利なのでご時勢なのかもしれません。

 

プレゼンも面接自体もかなり上手く言ったのではないかと思います。面接の為の情報収集も、この会社で働いている知り合いに連絡して教えてもらい、面接の質疑応答の練習もかなりやり込みました。結果はわかりませんが、自分でやれることはやりました。

 

因みに、この面接が最終面接のはずなんですが、給料レベルの話が全く出ていません。通常はPrescreeningの時にお互いの給料レベルのすり合わせをして、その上でお互いに次に進みたいのかを確認するのですがこの会社とはまだ一回もやっていません。不思議です。まあオイル会社ほどの給料は望んでいませんが、やはりそれなりのものはもらわないとモチベーションに支障が出ますからね。まあ、まずはオファーを貰わないと。