カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

アメリカでアマゾンにレジュメ送ってみた

シアトルには1年間の学生ビザで入りました。午前中は語学学校に通い、午後はEnglish/Japanse Conversation Partnerと英語を一定時間しゃべったら日本語をしゃべるということをしていました。ただ、アメリカ人は日本語をしゃべるモチベーションが我々ほどは高くなく、最初の10分だけ日本語で後2時間は英語というのがパターンでした。シアトルにはアマゾン、マイクロソフトなどハイテク企業が集まり、Stanford卒など、かなり高学歴の方が多くいました。これらの方もこのEnglish/Japanese Conversation Parterに参加しており、英語だけでなく、とても会話が楽しかったです。彼らの年収は20代で軽く$100kは超えており、それでいて夕方5時には家に帰ってカフェに行ったりテニスをやったり、とても優雅な生活でした。戦略コンサルの給料で夕方5時には家にいる生活を送っています。思った通り、場所が変われば生活も変わります。アメリカ人、凄いです。努力して頑張れば、こんな生活出来るんですから。

 

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(これはイメージ図。こんなには格好良くなかったです)

 

住まいは、ダウンタウンから歩いて30分くらいの所にあるハイライズのアパートを借りました。100平米くらいの2Bedroomで$1,300位でした。日本の時より家賃安いのに、一気に広さは倍です。アパートにはジムやプールが共有施設であり、とても快適でした。住環境の良さは流石です。また、現地でできた友人の家を訪ねる機会も増え、$600kも出せばかなり広い住宅が買えることがわかりました。

 

こういう暮らしを3か月ほど繰り返した後、シアトルがとても気に入ったので、マイクロソフトやアマゾンを始め、日系企業を含め50を超える会社にレジュメを送りました。Youtube風に言うと、「アメリカ行って、アマゾンにレジュメ送ってみた」です。大学名も悪くないし、キャリアもきちんと積み上げてきたので、何らかの返答があると期待していたのですが反応は全くのゼロ。No Responseです。今思えば当然の結果なのですが。

 

この経験からまた勉強することが出来ました。

  1. ビザの無い外国人が雇用されることはかなり難しい。特に、米国企業が現地の人を差し置いて、日本人を雇うことは特別なスキルを持つ人以外無い。日本でいう、外資戦略コンサル会社の名前でさえ通じない。実際、特別なスキルなんてそうそう無い。つまり、米国企業への就職においてビザなしは実質無理。
  2. 日本の略歴は米国企業には何の意味も無い。私のレジュメは日本企業には悪くない。でも、日本企業からも返事なし。まして、米国企業にとってはほとんど意味がない。米国企業に入りたければ、米国の学歴とキャリアが必要。

 

この段階で、シアトルに来てすでに半年が経過していました。どうしてもシアトルで就職したかったので、北米で通じる武器を作ろうと考えました。そこで、米国CPA公認会計士)を取るかMBAを考えました。米国CPAはテキスト&ビデオを$5,000で購入したのですが、一か月で断念。ペンをどこに仕分けするとか、正直全く興味なし。

 

一方、戦略コンサルやった後にMBAやるなんて、おかしな話だと思いましたが、北米で通じる武器が必要です。

 

そうと決まれば学校選び。次はMBA探し&Interviewです。