カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

2020年はすごい年になるかもしれない

2020年はすごい年になるかもしれません。これを悲劇とするか、大チャンスとするかは自分次第なのでしょう。

 

年金を株式で運用している人なら誰もが気になる最近の株価の史上最高値、これがバブルなのかどうか。以下はForbesの記事。バブルの可能性高いからきちんと準備しておきなさいという記事です。ご興味のある方は下記ご参照。

https://www.forbes.com/sites/investor/2019/12/27/us-stock-market-is-a-bubble-2020-is-coming/#7ccb20b053d0

 

私のしなければいけないことは、バブルかどうかを言い当てることではない、そこに対応する事、その為には今から準備しておかなければいけません。まずは、S&P500の株価を見てみました。

 

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過去3回の大きな株価下落を見ると、1988年、2000年、2008年です。2008年以降はいくつか調整は入りますが4割などのレベルの大きな下落は無い。よく株価バブル崩壊は10年に一度といいますが、正確には8年から12年ですね。

 

直近の下落は2008年、既に12年、現在US株は史上最高値、そりゃマーケットはざわつきますし、やばそうです。この議論をするとよく言うのが、2020年11月は米国の大統領選、大統領選の年は株価が上がるから2020年は大丈夫という意見。かなり大事なことなので確かめてみました、2008年、大統領選でオバマが当選した年じゃないですか。S&P500でみると、株価ガッツリ半分になっています。だから、2020年は大統領選だから大丈夫というのは私は納得できません。

 

さて、問題はどうするか。過去を見ると暴落は起こる、でもそのタイミングが2020年なのかその次か、またはその次が、それはきっと誰にもわからない。でも、近い将来暴落が起こることはきっと誰でもAgreeする、皆が暴落が起こると思っていれば暴落はきっと起こる。2008年の暴落を見ると、どこからデータを取るかで変わりますが、2008年5月から2009年3月にかけて株価は4割以上下落しています。そして2008年5月レベルの株価に回復するのに4年かかっている。同じことが起これば私の金融資産(といっても大した額ではないですが)の多くは株価連動なので、今の価値の6割になってしまいます。Retirementは遠のきます。

 

どうするか、私が考えるオプションは2つ。一つは何もしない。何もしなくても2008年の例では4年で元に戻る。2つ目は、大幅下落の前にBondやキャッシュなどの安定資産に移し替え、株価が底を売ったときにまた株価を買う。これが出来れば下落後4年で私の金融資産は4割増になる、もしこれが出来れば私は上がれます。正直、今の仕事よりこっちの管理のほうが私の人生へのインパクトはでかいかな(笑)。

 

さて、問題はタイミング。今株価は上がり続けているので今現在Bondに移すことは避けたい、またこの年末に移すと今年働いた会社から貰うお給料とこれまでのキャピタルゲインでTaxもかなり掛かりそうなのでこの年末はやりたくない。となると、来年かな。村上ファンドのおじさんが仰ってたのが、

 

上がり始めたら買え下がり始めたら売れ。 1番安いところで買ったり、1番高いところで売れるものだと思うな

 

私には納得感ありありです。従って、今年は日々株価を注視し、下がり始めたらポートフォリオを移し替えます。見極めはヒジョーに難しいですが。そのためには今のMutual Fundは売却に数日かかるのでこれは命取り、ネット証券でETFに変えておいて素早い売買が出来るようにしておきます。これを危機にするのか人生最大のチャンスとするのか、自分次第です。