カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

カナダではエンジニアは資格職になります

プロフェッショナル職というと一般的には、お医者さん、弁護士、エンジニア、会計士、建築士、など様々な職業があると思いますが、資格職、つまりその資格を持っていないとそれ関連の仕事をしてはいけない、またはそれを名乗ることさえできない仕事があります。日本では、医者、弁護士、会計士、建築士弁理士などがそれに当たると思うのですが、ここカナダではエンジニアもこの資格職になります。つまり、プロフェッショナルエンジニアと呼ばれる資格を持たないものは、エンジニアの仕事をするのであれば、この資格を持った人のSupervisionの元でしか行ってはいけなく、設計図などエンジニアが作る最終書類にはこの資格を持たないものは責任を持つことができないという法律になっています。そして、この資格を持つ人は、最終書類にスタンプと呼ばれる、ゴム印を押して、その最終書類に法的な責任を持つことになります。ここカナダでは過去のエンジニア関連の様々な事件によりエンジニア職が規制されることになりました。一方、この資格を持たない人は、カナダではエンジニア関連の仕事をするには必ずプロフェッショナルエンジニアの下で仕事をしなければいけないですし、エンジニアと名乗ることは法律で禁止されています。

 

今回エンジニア資格のため、最後の砦である倫理法律のテストのため受験生並みに勉強しているので、エンジニア及びプロフェッショナルに関する倫理や法律、とても詳しくなりました(笑)。