金、銀、プラチナ、どれが投資としてベストか?
昨日の記事で、US$が今後長期的に下落傾向にあるとすると、貴金属及びコモディティ、特に農業関連が伸びるのではないかということを、過去の相関関係から分析できました。さて、それでは、貴金属の中でも金、銀、プラチナ、どれが一番今後伸びると考えられるかを分析したいと思います。
まずは金のチャートです。フラッグパターンを抜けて、上に突き出しそうな気配です。まだ確実ではありませんが、良い方向性だと思います。
次は、SilverをGoldの価格で割った比率を表しています。赤い線は200人移動平均線です。このチャートを見ると、現在の銀価格は金の価格に対し歴史的に若干低めなのがわかります。つまり、銀価格の伸びしろは金よりも少し大きいのかもしれません。
それでは、プラチナの価格を金で割ったチャート。これは驚きです。歴史的には平均で1.2位なのに対し、現在の比率は0.5つまり、プラチナの上昇余地はとても大きいことがわかります。
今日の結論
貴金属を今後持つのであれば、プラチナ>銀>金の順番で上昇余地が大きいことが分かります。特にプラチナの上昇余地は圧倒的です。これに基づいて2021年以降のポートフォリオを考えたいと思います。