カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

今日は石炭会社からPrescereeningのInterview

今日は石炭会社からPrescreeningのInterviewに呼ばれました。今回はPrescreeningにもかかわらず、人事に加え、実際の上司となる方とのInterviewでした。でも、上手くは行きませんでした。

 

今回は、Networkingを使って昔知り合ったこの会社のエグゼクティブの方、そして私のオイル時代の上司がここで働いているので彼らから人事に手を回してもらいました。それで呼ばれたんだと思います。

 

でも、初っ端から色々な方から連絡があったとの始まりで、インタビューをしてくれている人はちょっと不愉快なのかなと、そして、30分の予定も20分で早々に切り上げられました。余りこちらに興味がない様子、きっと上から言われたからインタビューしましたと報告したいがためのInterviewだったのかもしれません。

 

このところ、Interviewに呼ばれてもPrescreeningの段階で落ち続けて本戦のInterviewにさえいけません。Prescreeningに呼ばれるということはResume自体はきれいなはず、それでもPrescreeningで落とされるということは、俺の英語はそんなに酷いのか、そして俺の話はそんなに的を得ないのか、自分が転職市場から必要とされていないように感じ、自信喪失気味です。

Pre screening interivew を突破できない

先週木曜に受けたオイルダウンストリーム会社のPrescreening Interviewですが、突破できていないようです。Interviewをしてくれた人事によると先週中にPrescreeningは終えて今週半ばには次のInterviewをすると言っていたのですが、本日何の連絡もありませんでした。Prescreeningでの私の感触はすごく良かったので、何が理由なのか理解できていません。また、オイルサービス会社で同様に2週間前にPrescereeningを受けたところも、採用自体を取りやめたわけでなく、私が次に進めていなかったとの確認が取れました。これもPrescereeningでの感触は良かったので、理由がわからない。これまでのわたしの経験では、自分が上手く言ったと思ったら先方も同様に考えている場合がほとんどでした。また、Prescreeningで上手く行かなかった経験は、年収の目安を聞かれて強気で答えたときだけでした。

 

考えられる理由としては、インタビュー自体はうまく言っても、それ以上に上手く言っている人たちが多数いる、もしくは私の英語にアクセントがあること自体が現在の厳しい雇用状況では敬遠される、の2つかなと思います。勿論、私が勝手に上手く言ったと思っていて先方はそうは思っていない可能性もありますが、これまでの経験でこういったことは殆どなかったのでこれは考えていません。いずれにしても、厳しいですね。まあ、こういうことは悩んでも状況を改善できることは殆どないので、縁がなかったと次頑張ります。

ネットワーク

今日は土曜日ですが、LinkedInを通して知り合った二人の方とZoomでお話させて頂きました。一人は私の以前の会社に居た人で、一緒に働いたことも直接の面識もなかったのですが、以前の同僚から話してみたらと言われ知り合った方。Oil Reservoirに酸素を吹き込んでCO2を作り出し、H2だけを取り出す技術を保有している会社で、今ここカルガリーではとても注目されている会社です。この方はExploration Engineerで、このオイル業界でも一番需要が無い職種と現在は言われており、やはり仕事探しには数年要したようです。逆にオイル価格が上がるとオイルの場所を突き止める花形職種なんですけどね。彼もレイオフされた人間の気持ちがわかるので、快くZoomを引き受けてくれました。この業界、正に助け合いです。

 

もうひとりは、私がインタビューを受けるかもしれない会社の方で、元同じ会社の方です。同様に、直接の面識はお互いありません。この方からは、前の会社との違い、会社の役職の種類と私の受けるポジションの会社での位置、会社の問題点、どんな人が好まれるのかを聞くことが出来ました。土曜日にZoomをAcceptしていただいてありがたい。

 

このオイル業界、レイオフが頻繁に行われていて多数の人が経験しているので、仕事探しに助け合うという雰囲気があります。もし私が仕事を得たら、他に困っている人に手を差し伸べたいとおもいます。

わかりました、今のやり方で仕事探しをしてあげましょう。

わかりました、現在の転職ゲームは、LinkedInを使ったコネ採用、もしくは知り合いを通じた情報戦なんですね。わかりました、私もこのゲームのルールで戦って差し上げましょう。

 

今日のブログで書いた通り、Prescreening Interviewに呼ばれました。そして、好感触を得ました。そうは言ってもここカルガリーはとても転職市場はタフなので、期待せずには待ちましょう。Interviewの連絡があれば明日もしくは明後日Interviewという時間軸で事が進むので、LinkedInを通してネットワークづくりをしています。

 

まずはLinkedInで私が今面接を受けている会社に行きます。そしてPeopleというタブがあるのでこの会社で働いている人でLinkedInに登録している人が出てきます。そしてFileter Functionを使って私の以前いた会社出身の人を探し出します。例えば、この条件で出てきた人は15人ほどいました。そして、この人達全員にConnectリクエストをします。今の所15人に出して、3人がAcceptしました。これで3人が私の1stConnectionとなりました。そしてこの3人全員にこの会社の事を知りたいから3つの質問を用意した。この3つの質問をするために15分のZoom chatを送っていいかというリクエストをして返ってきたのが3人の内一人。そして明日土曜日の午後5時半から15分のチャットを設定しました。ここで、私の仕事内容に関すること、会社が困っていること、私をインタビューする人の情報を入手する予定です。

 

コネクションを使う、私は個人的にはこのやり方は好きではありません。私の考えるFairnessとは違います。でも、これがマーケットのルールならそれに乗ってあげましょう。

カナダの最新転職活動の仕方

ここでは私が身を持って体験しているカナダでの転職活動についてご紹介します。

 

さて、私がカナダで最初に仕事のオファーを得たのは2004年、イギリスでMBAを取ってイギリスでFaxやE-Mailを駆使して日系商社でオファーを貰いました。そして2011年にこの会社を辞めて、カナダのオイル会社からオファーを貰いました。このときは、ここカルガリーの景気は良かったので、そして私も若かったのもあり(といっても40歳超えてましたが)、エンジニアリング会社、電力会社、オイル会社からオファーを得ました。資格としては、MBA Holderというのが効いたのだと思います。仕事探しはかなりシンプルで、Indeed.caを使って仕事を探し、そこにResume & Cover Letterを送るというやり方です。まあ正面突破のやり方と言えますね。

 

でも、今のやり方はかなり変わりました。そして、景気は超悪い。MBA&Professional Engineer (P.Eng.)という、ここカナダでは強力なツートップを持ってしても、ここカルガリーではレイオフの嵐で人を雇うどころじゃありませんというマーケットなので苦労します。そして、Techの進化でLinkedInという仕事探しのSocial Mediaが出てきて、ネットワークを通じてしか仕事を得られないというような不思議な現象が起きています。具体的に言うと、レイオフされるとLinkedInを通じてJob Boardで公になっていない仕事を自分のネットワークをLinkedInでフル活用して見つけます。もしくは、Job Boardに仕事が出たら自分のネットワークを通してどこの部署の誰が上司かを探し当て、そこにアクセスある人を自分のネットワークから探し出し、面接前にコンタクトして自分の有利な方向に持っていきます。これが今のJob Huntingのやり方です。実際に、私がレイオフされてから2ヶ月、仕事を得たという人がボチボチと出てきました。今のような早い段階でこのExtremely TouchMarketで仕事を得ているのは、知り合いがいる人が殆どです。

 

皮肉なもんですよね、Techが発達してLinkedInができて、結局コネ採用が増える。何ができるかじゃなくて誰を知っているかで採用が決まる、米国のIvy Leagueのような名門大学でMBAを取るよりも、地元のカルガリー大学のMBAを取るほうが知り合いがここカルガリーに多くいて仕事を取りやすいという時代に逆行した事が起きています。

 

つまり、私のように非カナダ育ち、学位は日本、MBAはイギリスというような人間には不利な状況となります。私の武器は、過去10年のカナダオイル会社でのネットワークのみです。でも、これがここでの現実。きっと欧米社会での転職活動の現実と言えると思います。日本人は日本の会社にいときなさいということなのか、この壁は是非打ち破りたいと思います。だって正しいことではないですから。

転職活動Update

ご無沙汰しております。今日は空手に行く日なのですが、ちょっと疲れてるので休みます。代わりに私の転職活動についてアップデートします。

 

希望していた会社の一つからインタビューに呼ばれました。まずはPrescreen Interviewというものを電話で30分受けました。このPrescreenとは、実際に上司となる人と面談をする前に、人事がResume vs Job Descriptionを照らし合わせたり、簡単なインタビューが行われます。まあ聞かれる内容は以下の基本の質問が殆どです。

  • Tell me about yourself
  • why did you apply for this position?
  • what's your leadership experience?
  • what's your leadership style?
  • How did you deal with difficult situation or difficult individuals?
  • What's your salary expectation?

この会社はダウンストリームのオイル会社で、製油所、オイル貯蔵、輸送、ガソリンスタンドを経営する会社で、オイルダウンストリームに分類される会社で、企業買収を積極的に行って急激に伸びている会社です。会社のカルチャーは違うでしょうが、企業形態としては日本の出光さんのような感じでしょうか。

 

以前のブログで書きましたが、オイル業界は、オイルUpstream、Midstream, Downstreamと大きく3つに別れまして、Upstreamはオイルを見つけて生産する業界、Midstreamは主にパイプライン社でオイルを輸送する、もしくはガスをプロセスする業界、DownstreamはRefineryと呼ばれる製油所及びMarketingとなります。

 

別の切り口で言うと、UpはエンジニアやGeologistが沢山いて技術主導型で給料が高いがVolatilityも高い、Midは長期契約に基づいてパイプラインを作るので電力会社のようにUtilityと呼ばれる安定会社、Downも比較的安定していてやることは比較的簡単。かなり大雑把に切りましたが。

 

今後のオイル価格は私は一時的に上昇することはあっても以前のような輝きは取り戻せないと思うので、MidもしくはDownstream会社が良いと思っています。今回受ける会社はDownstreamではIndependent系では北米でも最大級の会社となるので良いのかもしれません。でも、頭では安定を取るべきだと分かっていても、私の本能はやっぱりUpが好きなんです。Volatilityは高くても業界で最高級の給料、最高の人材が集まるUpが好きなんです。私の人生のステージではUpに拘る理由は無いのは分かってるんですけどね。

 

今回受けているPositionは前回のものより一つ高いのですが、Downstreamなので給料は一割減というところでしょうか。まあこれまで少々貰いすぎていたのと、税引き後では私の生活レベルは全く変わりません。それよりも、株式市場の動向のほうが私の金融資産への影響は大きいかな(笑)。

 

私の転職活動はかなりラッキーな方です。これまでこの件を入れて2ヶ月で3つのインタビューに呼ばれましたので。このオイル業界ではこれまでインタビューに漕ぎ着けた人はおそらく10人に一人いないので、Extremely Luckyということでしょうか。まあ、引き続き頑張ります。

私をインタビューする会社も・・・

今日はPrescreening Interviewでした。このプロセスは、インタンタビューに入る前に、20分ほど電話で話をして、Job Descriptionと経歴の一致があるのかの確認です。話は上手く回ったので、きっと次のステップのインタビューには行けると思います。

 

ところで、私はBOE Reportというカナダのオイルガス業界のニュースを纏めた記事を毎朝送ってくれるサービスを申し込んでいるのですが、今朝そのメールを開けるとなんと驚くべきことに、私をインタビューする会社が競合会社と合併するというニュースが目に飛び込んできました。また合併です。そうなると、私の申し込んでいるポジションが引き続き採用プロセスが続くかどうかは不明です。とりあえず今日は受けましたが、まあどうでしょう。少なくとも、これでPrescreening Interviewの練習にはなったので良しとしましょう。それにしても、カナダのオイル業界、このスピード感、Resiliency、流石です。そして、私の仕事探しは続きます。