カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

突然の電話

今日は日本を出る理由の続きを書くつもりだったのですが、ちょっと面白い電話がかかってきたのでそのお話を。

 

本日知らない名前から携帯に電話があり、まさかとは思ったのですが、そうです、電力会社から電話がかかってきました。いわゆる電話インタビューというやつです。

 

実は先週休みを取っており家でかなーり暇にしていました。というのも、流石に年間7週間の休みがあると、妻もさすがにここまで多くないので、私だけ休暇ということになります。子供をサマーキャンプに連れて行ったりしていたのですが、まあ暇なので電力会社に面白い求人があったので応募したのです。あと、自分の市場価値を確認したいという意味もあります。

 

今カナダのオイル業界は、連邦政府、州政府、市、ファーストネーション(原住民の方のナイスな言い方)、環境保護団体などの間の綱引きで、オイルをマーケットに運ぶパイプライン建設は進まず、大不況になっています。民主主義も進みすぎると何一つ決められなくなります。この国は今後どうなるのでしょうか。シェル、トタール、スタットなどオイルメジャーは軒並みカナダ市場から脱出しています。従って、今も相変わらずレイオフが続いてます(今は夏季休暇シーズンだから大きいのは秋にくるな)。また、私の仕事は資産ポートフォリオ戦略策定と長期収益予測なので、当社のグローバルポートフォリオの中で、どこにいつどのくらいの金額が投資されるのかされないのかが、少々早めにわかってしまうのです。正直カナダのオイルは今後しんどい。

 

ちょっと前までは、私はそろそろセミリタイヤして妻に任せたなんて考えていたのですが、今は、今後10年は働きたいなーと思っているので、オイル業界を出て今後需要の伸びそうな電力会社も悪くないかなと思っているのです。それに暇を持て余すのが加わり、電力会社にレジュメを送ったわけです。レジュメの作り方、まあこれのコツはここでは書ききれないので別の機会に。

 

電話インタビューに話は戻ります。まあ午後の2時に突然電話がかかってきてインタビューが始まったのですが、先週は休暇でビール飲みながらレジュメを書いていたので所々Job Descriptionの記憶が曖昧でどんな仕事に応募したんだっけーなーとか思いながら、答えました。質問としては、よくある、応募の動機、なんで今の会社じゃダメなのか、どんなValue出せるのか、などなどで、日本の会社の面接とさして変わりません。そして最後に、お給料です。どのくらいのお給料を期待してますかと来ました。まあそこは数字をこちらからは言わずに、相手がしびれを切らして金額をふっかけてきました。正直低い、今より3割安。これはあまりに低いので、もう別にいいやと思ったので、It Sounds Lowってはっきり言ってしまいました。まあ、仕方なし。

 

因みに、カタカナや英語が多数混じりますがお許しを。