カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

株への投資は面白そう

こんにちわ、ご無沙汰です。最近、外資系日記と言いながら株に頭の半分以上持っていかれているMattです。投資の本を読み、投資のYoutubeを見て、暇さえあれば会社の人と投資の話をしています。我ながら、株の知識が上がっているのを感じます。まずはやってみろというより、ある程度の知識を得てからやってみたいと考えるタイプです。

 

How to daytrade for a livingという本をようやく読み終わりました。これは、ChemistryのPhdを取った人が書いた本で、天才肌の方がやるようなやり方ではなく、彼なりの理系的なアプローチで、具体的には確率としてのやり方でDaytradingをする本で、考え方としてとても勉強になりました。ただ、自分がDaytradeを日々の仕事としてやりたいかと言うと、そこまでは情熱を感じませんでした。というのは、Daytraderとしての仕事自体に、社会との接点や貢献を余り見いだせないからです。これは私個人の意見です。また、瞬発力や記憶力、経験がかなり物を言いそうなので、自分がそこに強みがあるまたは得られるとは余り思わないというのもあります。

 

そして、現在読んでいるのが、Benjamine GrahamのIntelligent Investorという、Warren Buffetが師と仰ぐ人の本です。日本語翻訳があるようですが、取り寄せが大変そうなので英語版を読んでいます。ちょっと英語が難しくて、少々苦労してますが、まあ重要なメッセージを逃さないようにすれば良いとしましょう。未だ読み始めなのですが、Defensive Investorなら、5割をBond、残り5割を米国Index Baseのファンドを買いなさいというものです。そして、5割の中の10%くらいなら、自分で好きな株を買っても良いかも知れないという内容のところを読みました。自分で株を買う際には、PER<15, PBR<1.5, Current Ratio > 2.0, 出来れば、Net Current Asset>Long Term Debt、過去10年で利益が3割以上増加、過去20年配当を継続というCriteriaを具体的に出してくれているので、とてもありがたい。このCriteria通りに株を選ぶのかは別として、考え方としてはとてもごもっともと言えるCriteriaだと思いました。これは、Value株投資と呼ばれているようです。今後読み進めて行きたいと思います。

 

一方、Youtubeでは坂本さんという方のYoutubeを最近見ているのですが、彼のやり方は、上場会社の中で小規模な会社かつ今後大きく成長する会社を探す、成長株重視のやり方です。

 

それぞれやり方は違いますが、Daytradeの手法、Value株、成長株投資もとてもごもっともな思考が見れるので、まずはこれらのやり方を試してみたいと思います。

 

今後の具体的な方針として今考えているのは、年金資産として考える9割は米国株Index、カナダ株IndexのETFで回し、残り1割のところは、上記の3つのやり方を試してみたいと思います。Bond保有はBenjamin Grahamさんは半分持てと言っていますが、私は嫌ですね。低い利回りと分かっていて買うのは辛すぎる。ただ、この年金資産は今全て現金化している最中で、株式市場がクラッシュするまで基本現金で保有し、クラッシュしたら株のIndexを買う予定です。まあ予定です。

 

過去のBondのIndex ETFを見ると、Bondは株式クラッシュに影響されないというのが一般的な見方ですが、私が見た限りでは1割から2割価格が落ちています。だから、これを買うことはしません。それよりも、パイプライン会社は株価が殆ど落ちていないので、株ならこっちかな。

 

また、私のよくよく知るオイル会社(笑)の株価はここ6ヶ月、ある価格レンジの中で上がり下がりを繰り返しています。Support Line、Resistance Lineが明確であるように私は思います。したがって、価格がSupport Lineまで落ちてきたら、数万ドル単位で突っ込もうなんて思っています。もし、これが起こればここで報告します。