カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

移民のお仕事

将来海外に移民したいと考えている方も多いと思います。私もそうでした。当時私は日本にある外資系コンサルで働いていたのですが、移民後、同じような仕事につけるのか、日本の生活水準を移民後も維持できるかがとても不安でした。従って、今日は移民の方がどんな仕事についているのかについて書きます。

 

主観を交えたくないので、カルガリーにいる私の知合いの仕事をただ羅列することにしました。サンプル数はかなり少ないので、「これが日本人移民の海外での仕事」と広げるのは余りにも統計的に無理があることはまず最初に明記させてもらいます。あくまでご参考。

 

職業(知り合いの人数)

日本食シェフ兼オーナー (3)個人的な知り合いは3人ですが、日本人多数

西洋料理シェフ (1)

ウェイターウェイトレス (1)個人的な知り合いは1人ですが、日本人多数

自動車修理工 (2)

内装工事 (2)

インシュランスの販売 (2)

不動産仲介 (2)

モーゲージブローカー (1)

医者 (1)

日本ではお医者さんですがここでは医療免許がないので医療リサーチ (1)

大学のリサーチ関係 (1)

弁護士、不動産売買や離婚訴訟などのRetail系 (1)

ビール製造管理 (1)

会計士(日本の公認会計士に相当するCA保有者) (1)

会計関連(CA以外の会計関連資格保有を含む)  (2)

看護師 (1)

専業主婦もしくはパート (多数)

パイロット (0)知り合いはゼロですが、1人カルガリーにいるようです。

観光ガイド (3)

保育士 (1)

電気工事士 (1)

マッサージ士 (1)

 

カルガリーには日本人だけで5000人以上いると言われています。従って、上記はほんの一部です。ただし、サンプル数は少ないながら、「自営業」且つ「手に職系」の方が多い印象を持っています。業界で言えばやはり飲食業が多いでしょうか。

 

カナダで仕事を得るということは簡単ではありません。ビザ、言葉や文化の違い、人種の違い、これまでの日本での学歴、職歴や資格を余り考慮してくれない中、皆さん必死でそして手探りで仕事を得ています。ただ、言葉が苦手でも、目で見せられる手に職系は比較的仕事探しは有利かもしれません。一方、日本で大学を出て大企業で仕事をしているような方は、スキルがより抽象的でコミュニケーションスキルも不可欠ですので、同様の仕事をカナダで探すことは簡単ではありません。でも、情熱があれば乗り越えられるはず、頑張って下さい。