カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

2019年の税金申告しました

2019年の税金の申告をしました。ここカナダでは会社勤めでも自営業でも働いていなくても、大人であればこの季節には年に一回の税金の申告をしなければいけません。本日それを終えました。

 

昔はアカウンタントの方とアポを取り、様々な書類を持ち込んで必要書類を作ってもらっていましたが、今はネットを通じて簡単なソフトの利用料を払えば誰でも自分で申告出来ます。今回は私と妻の分で$50で出来ました。私も妻も会社勤めなので経費で落とせるものなどほとんど無いので簡単なものです。しかも、カナダの税務署のサイトで自分のアカウントを作れば、私の会社や銀行、証券会社から私の全所得がそのサイトに集まるので、そこから書類をダウンロードできるようになってるので、税金を申告するのに自分で数字を入力する必要さえありません。

 

今年もかなーりの税金を納めました。目を背けたくなるほど払ってます(笑)。人が遊んでいる間にも勉強して働いて、リスクも取り、犠牲にするものも少なからずあります。オイルマンなんて今は給料もらったって明日レイオフになっても不思議でないわけだからリスクを取っています。

 

カナダも米国や日本同様にコロナの影響で収入の減った人向けに税金をばら撒いています。病気などの理由で働くことが出来ない、低所得のシングルマザー、家庭内暴力で子供がご飯を食べられないなど本当に困っている人に届けるために私の税金を使っていただくのは納得できますし、その為に私の税金が使われるのはとても光栄なことです。喜んで税金を払いたいと思います。しかし、これまでただいい加減に過ごしてきた結果の低所得で貯金がない、また浪費していて貯金がない、などの人に私の税金が使われるのは納得できません。

 

困った人を助けると言うと聞こえは良いですが、税金をばらまくということは誰かがその分を肩代わりするという事です。バランスシートの右側はお金の調達先、左側は支出先です。両方がバランスするからバランスシートなのです。ましてばら撒きを国債を発行してまで行うということは、その支払いを今の子どもたちに負担させるということです。お金を受け取って良かった良かったと無邪気に喜んだり、受け取る額が少なすぎるとか文句言っている人をここカナダでもニュースを通して見かけます。そういう人達にはそのお金は空から降ってきたのでなく、まして政治家がお金を出しているのでなく、他のTax Payerのお財布からお金を取っている、そして現在の子供の財布にも手を突っ込んでいるということくらいはきちんと認識してもらいたいです。今のカナダの首相は坊っちゃん育ちのリベラル派で元はドラマクラスの先生、気前良くお金をばら撒き且つカナダの国債を急増させてます。きちんと精査して使ってもらいたいと切に願います。