カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

今後働き方は変わるのか?

最近、やけに仕事のパフォーマンスが上がっているなと感じています。MS TeamやSkypeを使えば会議も問題ないし、それどころか相手の言っていることがよくわかる。英語も聞き取りやすいように感じています。これまで、大きな会議になると、端っこの方でボソボソ話されると何を言っているのかわからなかったのですが、ネット環境では物理的な距離感は関係ないので英語も全く問題ありません。また、誰かコンタクトしたい人がいてその人が仮に会議中でも、チャット機能ですぐにアクセスできて返答もすぐ来るので、コミュニケーションはとても効率的。また、会議をしながらパソコンからいろんなデータを引き出せて大きなモニター2つ+パソコンモニターの3つで映し出せるし、画面を相手とシェアも出来るし会議も実際に会っているより効率的。現在のオイル会社で働き始めて10年近くなりますが、仕事は今が一番順調かもしれません。まあ、こんなこと言ってると足元掬われそうですが。

 

私の会社では、車通勤が出来る人は6月初旬から、公共交通機関を使う人は7月初旬から徐々に出社を始めるという方向性で動いているようです。ただ、最近はPermanent Work from Homeという言葉が社内で出てきました。こうなると、少なからずWork From Homeを選択する人が出てくると思います。体を動かす機会が少ないという問題はありますが、私も現在の環境を楽しんでいます。手が空いたときには投資の勉強をしたり、株を買ったりも色々と出来て快適です(昼休みや休憩時間だけということで)。家族と過ごす時間も増えてとても良い。会社側もパフォーマンスが問題なければ全く問題ないでしょう。逆に、優秀な人ほどWork from Homeを選択するようになるように思います。

 

こうなると、個人の働き方、会社との関係なども大きく変わっていくと思います。社員の多くがフリーランスという時代がすぐに来るかもしれません。そうなると、オフィススペースは今ほどいらないでしょうから、商業不動産事業は縮小するかもしれません。そして、自宅もダウンタウン近辺に住む必要がなく、また自宅内のオフィスも充実しなければいけないし一日中いるわけですから多数の部屋、エクササイズも必要ですから大きな自宅が必要で、自宅のサイズやデザインも大きく変わるでしょう。そして、アパレル、レストラン、我々の周りの色々なビジネスが大きく変化するかもしれません。私の場合だけかもしれませんが、テイクアウトがあればレストランに行きたいとも思わないし、カナダの冬の電車通勤の必需品であったカナディアングースのコートも必要ないし、我が家のボルボもカムリちゃんもガレージで殆ど眠ったままです。カムリちゃんだけで十分かな。

 

通勤する必要がないので、朝7時半から仕事を初めて4時過ぎには仕事を終えられます。その後子供と散歩に出たり、空手の練習をしたり、今まで家の地下のリビングで眠っていたElepticalも大車輪の活躍です。こうなると、お金を使う機会があまりないのですが、子供はメキシコメキシコとうるさいので、自宅とバケーションにはかなりお金をかける人が出てくるように思います。

 

機会があれば、Permanent Work from Home選択しようかな。まあ、Permanentと読んでは見ても、オイル業界にPermanentなんて言葉は無いんですけどね。