Goldへの投資の意味を理解しました

Dan TakahashiさんがYoutubeでGold金への投資を勧めてられてましたが、今日もう一度彼のビデオを見直し、彼のポイントを理解できました。確かに、ポートフォリオに組み込むべきだと思いました。ポイントを纏めます。

この金価格の推移を見ると、現在のOunce当たりの金価格は2011年の史上最高値に近くなっています。これを見る限りでは、高値づかみの懸念があります。

しかし、下記のUS$ Monetary Supply当たりの金価格を見てください。現在の金価格は史上最安値に近い価格まで落ちています。これは、米国の中央銀行がお金を印刷しまくっているので、金価格はOunce当たり上昇していても、それを上回るペースでUS$が市場に出回っているということを意味します。

金というものが代替通貨としての価値があるとすると、Once当たりよりも市場に出回っているUS$に対する価値の方が適切かと私は思います。Covid１９で米国、カナダ、EU、日本と各国の中央銀行がMonetary Ease政策を行って自らお金を刷って史上の株や債券を買いまくっている、そしてその傾向は残念ながら今後更に加速すると考えるなら、紙幣の価値は下がり、金の価値は上昇すると考えるのはとても理解できます。

さて、金を買うタイミングについて考えます。

ろうそくが金価格で紫色の線がS&P500です。金価格と株価の相関はシンプルに言い切ることは言えません。しかし、2008年の金融危機の際、S&Pが元の株価を回復しそれを超える2012年の中盤から金価格は下落し始めています。これを当てはめると、Covid19で株価は2月の高値に現在近ずきつつありますが、金価格はしばらく下落すると考えられます。金価格の動向を見ながら、ポートフォリオの10％くらいは金を保有したいと思います。