金の価格が面白いところに来ています
前回、金価格が上昇するかもしれないというDan Takahashiさんのご意見を確認するため、私自身でもその理由を確認しました。$/Ounceという意味では、史上最高値に来ていますが、$ (Gold Vlaue)/US$ SupplyというUS$通貨供給量に対する金価格という別の視点で見ると、金価格はかなりボトムに近いことを確認しました。これは一般的にファンダメンタルという視点での分析と言えますが、テクニカル分析(統計的分析)でも、金価格は現在面白いところに来ています。
上記が、Cup and Handleと呼ばれるチャートパターンです。
- 30%以上の価格の急上昇があり、
- その後Tea Cupのように価格が15-30%下落し価格が底を打ち(機関投資家が売りから買いにポジションを変更)
- また上昇を始め、
- 価格が少し下がり(Tea Cup前の高値で株を買った人が価格が戻ったところで売却を行うため一度下がる)、再度価格が大きく上昇する。
金価格は今まさにHandle手前に来ています。下記は金価格のチャートです。
2012年に高値をつけその後下落を続け、2016年に底をつけ、今まさにHandleのところにいます。もし、ここから上に向かい、現在US$1,782ですが、前回高値のUS$1,825を越せば、一気に価格が上昇する可能性があります。もちろん、このまま下落する可能性もあります。いずれにしても、世界中の投資家が今注目しているところです。
Fundamentalは上がるはず。でも、Fundamentalだけでは株は動かない。私は現在CGL.TOというGold Bullionを$50,000保有していますが、US$1,825 を超える気配が見えればまた$50,000買い足すつもりです。もし価格がここから下がっていけば、金のFundamentalは強いと私は考えているので現ポジションを保有します。
さて、どうなりますか。