米国とカナダ市場のアービトラージを狙え
今日は興奮しすぎて喋りすぎました。喋り疲れです。私の予測というか、株の勝ちパターンを見つけてそれを実証できたからです。
昨日日曜日に、米国の業界ごとの今年に入ってからの株価推移とカナダ市場の株価推移を比べました。S&P500とカナダのS&P/TSXインデックス、金融、エネルギー、ハイテク、ほぼ同じような動きをしています。しかし、面白いことに気づきました。エアライン、不動産、Utilities業界は、米国が急回復しているのに比べカナダは回復が始まったばかりでそれに追いついていません。これまで、カナダのS&P/TSXはS&P500との連動がることには気づいていましたが、このように業界ごとに見ると、そこにアービトラージがあることに気づきました。そして、米国のエアライン業界が200日移動平均線に近づこうとしてピーク時の7割近くまで戻しているのに対し、エアカナダには200日移動平均線とは程遠く、且つピーク時の半分にもなっていません。
これまで、Dan Takahashiさんから習ったMACDやStochastics、Bollinger Bandなどのテクニカル分析で、2−3日で1-3%の利益を取ることは出来ていました。例えば、$5000を入れて、$100利益が取れるという感じです。まあ金額を増やせば利益の絶対額は伸びるのですが、これなら年金資産はインデックスベースのETFにして、細かい投資なんかせずまじめに働いたほうが良いかなと思っていました。
しかし、エアラインはカナダはUSより大きく遅れを取っているという一種のアービトラージに気づいたので、年金資産とは別に勉強のために$15,000ほど用意してあるアカウントの残りの半分の$7500を朝エアカナダに突っ込んだところ、一日で$8250まで伸びました。市場が15%伸びたのに対し私のは10%の伸びにとどまっているのは、市場が始まって数分間、思惑通り株価が伸びるかを観察していたためです。
テクニカル分析に加え、このアービトラージを利用した手法が偶然か必然か大当たりしたので、近所のおじさんにこれを話したり、同僚に延々1時間もデータを見せつつ手法を説明したりと喋り過ぎで疲れました。
一日で15%伸びた株を明日買い足すのは抵抗ありますが、USのエアラインが7割に対しエアカナダはまだ半分未満。朝の動きを見て買い足すか考えます。
お金だけを考えれば、今日だけでS&P500は1%以上、TSXは0.76%増えているので、私の年金資産は数千ドル以上増えています。でも、この数千ドルよりも自分の頭で考えて上昇した$750の方がとても嬉しいです。投資手法さえ確立できれば、あとは金額を増やすだけですから。
今日は興奮した一日でした。