レイオフ、また始まりましたね
Encanaが25%のレイオフを今日やったようですね。4人に1人ですね、職場ではかなりのインパクトがあったと思います。そうはいっても、自宅勤務が主ですから、きっとメールか電話で対象者には直接連絡が入り、社内のチャットは凄かったでしょうね。想像できます。Encanaといえばカナダのオイル会社の象徴のような会社だったんです。それが昨年USのDenverに本社を移し、社名をOvintivなんていう名前に変えられてしまって。カナダのオイル業界を象徴する出来事です。経済的にはトランプがカナダよりうまくやっているの、この一つが象徴していますね。
Enbridgeが800人の早期退職、Crescent Pointが250にんのレイオフなので、今週だけで1500人以上がカルガリーのダウンタウンから姿を消すんですね。大変です。7月から夏休みに入るので、夏休みには人を一斉にカットすることは難しいので休み前のこの6月か、休み後の9月から11月が一番危ないんですよね。因みに12月はクリスマスなのでレイオフはタブーです。
Covid19でオイル価格は暴落してますし、今はWTI US$37/bbl くらいまで回復しましたがこれはとてもカナダのオイルが採算に乗る数字ではありませんので私の会社もあるかもしれません、というか無いほうがおかしい。Encanaの株価は8.1 %上昇しました。恐るべし。とりあえずあと2週間、危険です。この業界にいると、レイオフ博士になってしまいます。