カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

株式市場は大盛況?

これまでずっとレイオフの話だったのですが、久しぶりに投資の話です。株式市場、かなり活況を呈しています。先々週は株価が4%下がり、Vixも上昇していてマーケットはバブル崩壊かというニュースで一杯だったのですが、先週は少しずつ回復し、金曜日の米国$1.9TrillionのStimulus Packageにより、週単位でみると先週は5%の上昇しました。

 

米国やカナダのニュースをビデオで見ました。アナリスト達の大まかな意見としては、

  1. 米国Stimulus Packageにより今週は主要インデックスは上昇基調。
  2. 米国Vaccine Rolloutは加速して実体経済もそれに追随して回復するはず。
  3. 特に、今後大きなCommodity Cycleが来る
  4. US 10yr Yieldが1.17%に上昇したものの、2.0%くらいまでの上昇は問題ない。
  5. ただし、Tech株などGrowth株は金利の上昇によりPER下落の心配ありとの声もありますが、多くの人は大きな心配はしていない様子。
  6. ただし、リスク市場である株式にお金が流れているため、金は下落基調というコメントあり。

 

さて、こんな流れの中で、私のポートフォリオは6割株式、2割が金と銀、ボンドがほんの少しでキャッシュが2割弱。Severance Packageが今週入金されると思うので、この半分をCommodityETFのGSG、残り半分を新興国株のIEMGを購入したいと思います。

 

以前はDan Takahashiさんのお勧め通り、CommodityであればオイルETFのUSO、農業商品のDBA、そして新興国株であればEWH、MCHI、INDAなど個別の国や市場のETFを買うことを考えたのですが、これらのETFはGSGやIEMGなどコモディティ全般、新興国全般というETFに比べ、Management Costが高めなので、上記全般ETFを買いたいと思います。

 

マクロ的にみると今は中央銀行主導の金融相場で、金融市場が実体経済を先取りする相場であり、これはまだしばらく続くと思うので、当然調整はあるでしょうが、暫くはこの波に乗りたいと思います。