カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

仕事探しは孤独なもの

先週火曜日のレイオフ以来、毎日誰かと電話で話をするようにしています。私は家の地下にオフィスを構えているのですが、地下にこもっているとどうしても気持ちもふさがってきます。

 

先週はレイオフ直後ということもあり、家族も気を使ってくれたり、FacebookやLinkedInを通して知り合いが沢山連絡してくれ、それらのメッセージの返答など多忙でしたが、今週からはいよいよ一人で向き合う時間が増えてきました。

未だ本格的に仕事を探す気になれないので、レイオフされた元同僚と色々と話をしています。残念ですが多くの人は未だレイオフのことを納得できないようです。確かにここまでオイル業界で生き残ってきた人たちはそれなりの結果を出し続けてきた人が多く自分に強い自信を持っています。プライドが傷つけられて、シビアランスパッケージの内容について弁護士を雇って会社と交渉を始めている人もいます。でも、彼らと話をしていると彼らが欲しいのは追加のお金でもメディカル保険の延長でもなく、きっとプライドを守ろうとしているんだと思います。

 

一年前にレイオフされた元同僚が言っていました。仕事探しは孤独なもの。自分の部屋で自分と向き合い、ひたすらレジュメをジョブディスクリプションに合わせてカスタマイズしてひたすら送り続ける。返答があるかはわからない。とてもつらい作業です。でも、前回は彼女がレイオフされましたが、今回は私がレイオフとなりました。そして、来年はまた誰かの番です。彼女は2019年の12月にレイオフされ、翌年1月に私の会社を買収した会社でコントラクトで採用されたものの、5月にCovidの影響でコントラクト打ち切り。その後、マイニング会社、そして現在はテラスという通信会社でフルタイムで仕事を得たそうです。彼女によると、去年はCovid及びオイル価格下落でチャンスは殆どなかったが、それでも仕事は必ずあり、且つ今はオイル価格は上昇中だから仕事探しも昨年よりは改善したのではないかとのことです。

 

現在私は先週レイオフされた友人と励まし合う会話が多いですし、どのオイル会社もレイオフだらけで人を新たに雇うどころではないという結論になりますが、こうやってレイオフされても新しい仕事を見つけた元同僚の話を聞けて、もしかしたら行けるかも、という希望が見えた気がしました。