ファイナンシャルアドバイザーという方々
私のLinkedInのプロファイルは、Open to Workという設定にしています。これは、今仕事探しているのでリクルーターの方、会社の皆さん、私の友人たち何か機会があれば是非教えてくださいというメッセージです。
ただ、このメッセージを別の利用する方々が多数います。そう、ファイナンシャルアドバイザーという方々。私はこの方々を否定するつもりは毛頭ないですし、ファイナンスの知識の少ない人たちがこの方々のサービスを利用するのはとても良いことだと思います。私が仕事を探していて今私個人のファイナンス状況を心配してくれているのか、もしくはレイオフされたばかりだとSeverance Packageでキャッシュを保有しているのをかぎつけてかは知りませんが、この手の方々のConnect申請が多数あります。一旦これをAcceptすると、決まってZoom MeetingをしたいとのMessageが来ます。
LinkedInは便利なもので、この方たちのレジュメをAcceptする前に見ることができます。本日もLinkedInを開けるとファイナンシャルコンサルタントという方からのConnect申請があったのでこの方のレジュメをチェックしました。職歴は現在ファイナンシャルコンサルタント、その前はモーゲージ(家を買う時のローン)のセールスマン、そしてその前はハードウッドやカーペットなどフロア用具のセールスマン。要は一貫してセールスの仕事をされている方ですね。学歴は専門学校を卒業されている方です。レジュメを見る限り、ファイナンスをきちんと勉強されている、もしくは仕事上経験を積まれているということではなく、セールス自体に経験を積んでいる方です。
どうなんですかね、私のLinkedInプロファイルでM&Aの実績多数書いてますし、ファイナンスで名の通ったイギリスの大学でMBA取得と書いてます。勿論、コープレートファイナンスと個人の投資のファイナンスの知識はかなり違いますが、根本のファイナンス理論は一緒です。どのようなアドバイスを私にしてくれるつもりなのか。
一種間ほど前にも同様のことがありました。Conncet申請をAcceptしたら早速日曜日の午後5時に電話をかけてきてZoom会議を設定してファイナンス教育をしたいと。その方の略歴をチェックすると、Electric Engineerと書いてありますが、実際にはEngineerじゃなくて電気技工士の方です。電気技工士の方がファイナンス商品のセールスもしている。この方たちは私の略歴を既にチェック済みなのはLinkedInの機能でわかります。それでもコンタクトしてくる度胸にはある意味セールス魂は感じますが、それ以上のものは何も感じられません。
世の中には色んな方が色んな仕事で食べて行っているのは理解できます。勿論この業界にもきちんとした方々も多数いらっしゃるのは当然です。しかし、皆さんもファイナンシャルアドバイザーと呼ばれる方と会う機会があれば、その方々の過去の経歴をきちんと確かめられることをお勧めします。