MBAより役立つ資格、経営企画やM&Aの場合
今日は仕事を見つけるうえで役に立つ資格について。
必要な資格は当然仕事内容により異なるので、経営企画やM&Aの仕事をする場合に必要な資格について書きます。
一般的に言えることは、経営企画の仕事の場合はCPA、M&Aの仕事をする場合はCPAもしくはCFAが求められる場合が殆どです。経営企画の場合、長期キャッシュフローやP&Lを作ることになるので、会計系の知識であるCPAを採用の必須条件にする場合が殆どです。私もこの仕事をしていたのですが、この仕事をするためには会計知識主体のCPAは実際には必要ありません。それよりも、オイル会社であれば、ビジネスユニットの仕事内容を理解できるエンジニア資格であるP.Engや会計やファイナンスそしてビジネス全般を理解できるMBAのほうが役に立つと思います。しかし、恐らく経営企画は数字を扱う上、会計系の人が流入しているので、彼らの牙城を守る為に敢えてCPAを条件に出しているのではないかと個人的には思います。
そして、M&A関連の仕事ではCFA。これはMake Senseですね。CFAは単なる会計ではなくCash Flow全般を扱うのでM&Aにはとても役立つ資格ですし、必要な資格だと思います。
さて、CPAとCFAと比べMBAですが、経営企画であれば、CPAしかダメというところもあるし、CPAもしくはMBAという場合も多くあります。そして、M&Aであれば、CFAしかダメというところもあるし、CFAもしくはMBAという場合も多くあります。従って、MBAは汎用性は高いけど、CPAやCFAに比べると、絶対的ではないというところでしょうか。
従って、CPA、CFA、MBAどれがベストか、シンプルな答えはありません。状況によって異なりますが、上の説明で皆さんの参考になれば幸いです。