投資、オイル価格
8月下旬に私の資産ポートフォリオの3割近くをキャッシュにしていたのですが、その分で本日VTIを購入しました。もうUS FedのTaperingは年内に始まることは既に投資家は織り込んでいて、Q3/21 の決算も特別悪くはなさそうだし、US10Year Yieldの上昇がひとまず落ち着いた感があり、またS&P500がその50日移動平均線を突破したのを確認できたので購入しました。
これまではDan Takahashiさんのアドバイスに従い、VOO (S&P500のETF)を中心に、Gold, Silver, Platinum、GSG (コモディティ全般のETF)、中国ETF、新興国ETFなどを買ってきましたが、中国や新興国のETFには痛い目にあって売るに売れないし、Goldは何とか逃げ切りましたが、これらのレッスンから私はVOOとVTIと米国株を全ポートフォリオの9割、そして残りの1割で遊ぶという風にしようと思います。別の見方でいえば、米国の景気はニュースなどでよくわかるのですが、中国や新興国なんていうのは政府の政策で簡単にいろんなことが覆され予測不能です。またコメディティ全体と言っても、オイルガスの動くは私はわかるのですが、食品などのコモディティは知りません。つまり、知らないものには投資しない、知ってるものにだけ投資するというスタンスに変えたいと思います。良い勉強になりました。まあ全体としては米国にほとんどを投資しているので、去年から始めた投資はとても上手く行っています。
さて、今日はオイル時代の友人と話をしたのですが、カナダのオイル会社は今オイル価格はUS$80を超えてるので潤沢なキャッシュフローを得ているのですが、来年の投資は今年と比べても余り増やさないようです。それよりも、借金返済及びShare Buybackを中心にキャッシュを使うそうです。つまり、生産はあまり増やしません。オイル会社は過去7-8年、とてもつらい時代だったので、オイル価格が上がったらと言ってすぐに投資を増やすという雰囲気ではありません。投資家は成長ではなくキャッシュを求めています。従って、業界内ではオイル価格はUS$100を超えるのではないかとの見解も出ているようです。
私の尊敬する広瀬隆夫さんもオイルへの投資を推奨しているし、米国のオイル会社に投資するXLEの購入を検討しようかなと思います。