カナダ外資系日記

海外就職、海外で働く、株式投資について書きます。

貧乏でも幸せなんて私は思わない。上司のいうことなんて聞いてはいけない。

私はYoutubdeでひろゆきの切り抜き動画をよく見ます。物事を大局的に捉えられていてとても面白いと思っています。でも一つだけ同意できないもの、それは貧乏でも幸せという考え方です。ひろゆきによると、日本は今後さらに経済が低迷、でも幸せの価値をお金に求めなければ良い、そんな中でも日本人は食うには困らない国なので問題無しというものです。まあこれは好き嫌いの問題なのでどちらが正しい正しくないの問題ではありません。ただ、私は貧しい中で幸せなんて感じない、経済が伸び行く環境に身を置き、自分も経済的に豊かになりたいと思っています。まさに価値観の相違ですね。

 

前回の記事で一人当たりGDP国別ランキングを書きましたが、日本は世界で26位、そして今後も確実に低迷してきます。私はこれが嫌なのでカナダに移住しカナダ人になりました。勿論日本のような泥船の中でもひろゆきのようにお金持ちになる人はいます、でも当然成功の確率は低いし、さらに低くなります。まして、自分の子供たちの世代はさらに経済的成功は難しくなる。

 

日本の一人当たりが低いのは労働人口が低いからだけではありません。生産性が低いからです。つまり、無駄が多すぎるということです。日本の会社で働かれてる方はこれを痛感されているでしょうからここで列挙する必要はありません。ここで少し飛びますが、上司の言うことを聞いてはいけません。だって今上司と呼ばれる人たちは、日本の、そしてあなたの会社の生産性を低くし続けている人たちだからです。この方たちの指示は、生産性を下げる指示だからです。

 

先日私のMBA時代の日本人の同期と簡単なやり取りをする機会がありました。かれは日本の外資系と呼ばれる会社で働いてますが、日本の現地社員はこのCovidの中ほぼ全員出社しているのですが、米国本社の社員は自宅で働いているとのこと。そして、これに関し、日本人はまじめだからオフィスに出社するとのこと、つまり、米国人は不真面目だから出社しないと。

 

まあまあ思慮の浅いこと。同じイギリスでMBAを取りながら日本にいるとこうなっていまうのでしょうか。こんな人が上司として働いていたらそりゃ日本現地法人は停滞するでしょう。米国本社で社員が戻らないのは自宅勤務のほうがパフォーマンスが出るからです。IT環境も米国のほうが日本より揃ってるし、通勤時間を浪費する必要もないし、下らない会話や会議に出る必要もない自宅勤務のほうがパフォーマンスが出るからです。北米ではパフォーマンスで評価されるからそれに基づいて行動するのです。日本のようにまじめとか勤勉とかで評価は行われないのです。外資系で働きながらそんなことにも気づけない。まして日本の大学しか出ていない日本の上司の方々、もっと酷い。

 

こんな環境でしか働けない日本の若者は可哀そうだし、でもこの若者たちも年を取れば低生産性の働き方を次の若い世代に強要する悪循環です。もし私と同じように経済的繁栄の中で幸せを享受したいと思う方は、さっさと移民することです。